内側にそば釉（緑の釉薬）をかけた焼き締めの器。
外側は黒薩摩の土色の風合いを楽しめ、内側は優しい緑色で温かみのあるカップです。

薩摩焼の現代の名工・荒木秀樹の手による。
内側はガラス質の釉薬でつるつるしています。この深い緑色は90歳を超える陶工・荒木幹二郎が長年かけて作り上げてきた独自の釉薬により生み出されました。使うほどに色に深みが出てきます。

■ サイズ

カップ　　径約7.8㎝ × 高さ約6.7cm
ソーサー　径約15㎝ × 高さ約2㎝
ひとつひとつ職人の手により作られているため、大きさが多少異なります。

□ 黒薩摩とは？

「黒もん」と呼ばれ、親しまれる黒薩摩。
黒い釉薬で仕上げた薩摩焼。元々、白薩摩はお殿様ご用達であったのに対し、黒薩摩は庶民の日常品として発展してきました。

□ 焼き締め

ガラス質の釉薬をかけておらず、黒薩摩の陶土の風合い・質感を楽しめる。

□ 苗代川（なえしろがわ）焼

現存する薩摩焼の３系統のひとつで一番古く歴史がある。荒木陶窯の登録商標となっている。

□ そば釉について

１４代荒木幹二郎が生涯をかけて作った天然の釉薬です。
https://shop.arakitoyo.com/blog/2023/09/12/141844